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ホワイトニングの失敗例と事前に知っておきたいこと

ホワイトニングで後悔した5つの失敗談は?事前に知っておきたい注意点もご紹介

ホワイトニングの失敗例と事前に知っておきたいこと

 

こんにちは。福島県いわき市平にある、セルフホワイトニングサロンSELFDUCKです。

「黄ばんだ歯を白くしたい」という方にはホワイトニングは適している施術方法です。
しかし、どんな治療にもリスクやデメリットがあるように、ホワイトニングにもリスクやデメリットが存在します。

今回は、ホワイトニングの後悔した失敗談をもとに、事前に知っておきたい注意点〜ホワイトニング後の注意事項までを解説していきたいと思います。

 

ホワイトニングをやって後悔した5つの失敗談

後悔した5つの失敗事例

施術中・後に歯がしみる

ホワイトニング中・後に歯がしみて痛くなる「知覚過敏」の症状が現れることがあります。

原因は2つあります。

▶︎ペリクルが剥がれることが原因
▶︎元々歯に亀裂(ヒビ等)が入っていることが原因で起こる

ペリクルが剥がれることが原因で起こる

エナメル質の表面は「ペリクル」と呼ばれるタンパク質に覆われていますが、ホワイトニングをすると、薬剤の影響で一時的にペリクルが剥がれ落ちて外部からの刺激に敏感になります。そのため冷たいものがしみるなど、知覚過敏の症状が現れることがあります。

元々知覚過敏の症状を持っていた人、

痛みには個人差がありますが、数時間〜数日間で緩和していきます。痛みが1週間以上続く場合は、医師に相談しましょう。

元々歯に亀裂(ヒビ等)が入っていることが原因で起こる

歯軋り、くいしばり等のクセや、先天性の原因、事故などの後天性の原因などにより、歯の表面のエナメル質に亀裂やヒビ割れなどのダメージがある方は、神経の通った組織(象牙質)に直接薬剤が入り込み、しみるといった症状が強く現れます。

期待通りの白さにならなかった

ホワイトニングをしてもなかなか、効果を感じにくい人の特徴を紹介します。

下記に当てはまる方はホワイトニングをしても十分に効果を得られない可能性があります。

▶︎フッ素コーティングしている方
▶︎テトラサイクリン歯の方
▶︎ホワイトスポット・ホワイトバンドがある方
▶︎失活歯がある方
▶︎詰め物や被せ物などの人工歯がある方
▶︎生まれつき歯が黄色い方
▶︎1回のみの施術であきらめる方

フッ素コーティングをしている方

フッ素は歯の表面を強化するために用いられますが、同時にエナメル質の表面を保護することから、ホワイトニング剤が浸透しにくくなります。

フッ素コーティングはホワイトニング後にすることをおすすめしています。

テトラサイクリン歯の方

テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系と呼ばれる抗生物質を一定期間服用した場合に起きる副作用により、変色した歯のことを指します。よくみられる変色の症状で、グレー、イエロー、ブラウン色などが歯の表面に横縞模様となって現れます。

この変色は歯の内部により起こるため、歯の表面のみのホワイトニングでの効果は期待できません。歯の内部までアプローチする歯科ホワイトニングをおすすめします。

ただし全く効果がないわけではなく、回数を重ねることで横縞模様が目立ちにくくすることは可能です。

ホワイトスポット・ホワイトバンドがある方

ホワイトスポット・ホワイトバンドとは、エナメル質形成不全が原因で起こる歯にできる白い斑点・横縞模様のことをいいます。

ホワイトニングを行うことにより、この部分がより目立ちやすくなる傾向があります。

ただ、ホワイトニング後、数時間〜数日で周りの通常の歯の色と同じように馴染んできます。

ホワイトニングの回数を重ねて、通常の歯が白くなることで、ホワイトスポットやホワイトバンドが目立ちにくくなります。

失活歯がある方

失活歯とは、歯髄が死んでいる歯のことをいいます。失活歯は、歯髄が死んでしばらくすると、次第に変色して歯の色がグレー、黒色になります。

この変色はホワイトニングにより白くすることはできません。

失活歯を白くするには、歯科で行う「ウォーキングブリーチ」というホワイトニング方法があります。もしくは、セラミック治療といった処置が必要です。

詰め物や被せ物などの人口歯がある方

ホワイトニングは、神経が生きている天然歯のみ可能です。そのため、被せ物・詰め物・インプラント・差し歯など人工で作られた歯はホワイトニングしても白くなりません。

生まれつき歯が黄色い方

歯は、エナメル質、象牙質、歯髄という3層に分かれています。

表面に見えている白い部分がエナメル質で、その内側にある象牙質は、象牙色(淡い黄色)のような色をしています。

元々持っているエナメル質が薄いと、内側にある象牙質が透けて見えてしまうので、それが黄ばみに見える原因になってしまいます。

ホワイトニングによってある程度は白くなりますが、満足がいくほど白くならないケースもございます。

1回のみの施術で諦める方

1回のホワイトニングでどのくらい白くなるかは個人差が大きいため、「思ってたより白くならなかった」とガッカリするパターンもあります。平均歯の色調は、1回の施術で2〜4トーン上がるといわれています。1回で真っ白になると思ってホワイトニングすると期待通りにならないことの方が多いです。

回数を重ねることで理想の色調まで持っていくことができるので、根気強くホワイトニングすることをおすすめします。

逆に歯が着色しやすくなった

ホワイトニング後は、歯の表面の「ペリクル」が剥がれるため、歯に色素が沈着しやすい状態です。その状態で、着色の原因となる色の濃いものを飲食してしまうと、着色が進行して「以前より黄色くなった」と感じることもあります。ホワイトニング後24時間は色の濃い食べ物、飲み物は控えるようにましょう。

着色しやすい飲食物の例:コーヒー、カレー、ナポリタン、ブルーベリーなど

歯茎が痛む

ホワイトニング中に薬剤が何らかの理由で歯茎に付着すると、火傷のような(白くただれる)炎症を起こしてしまう「ケミカルバーン」を引き起こす可能性があります。

通常、2〜3日で落ち着くので問題はありません。

歯の色ムラが目立つ

ホワイトニングをすることにより、薬剤がしっかり塗布できていなかったり、LEDライトが正確に照射できていないと歯に色ムラができて後悔することがあります。

歯科でホワイトニングする分に心配ありませんが、セルフホワイトニングを行う場合はスタッフが専門的な知識を持っているサロンに通うことをおすすめします。

後悔しないために事前に知っておきたいことと対応策

後悔しないために知っておくべき事と対策

ホワイトニング前にしみる可能性がある箇所を保護してもらう

歯に亀裂が入っていたり摩擦ですり減って象牙質が露出している場合、虫歯がある場合はしみる可能性があります。

ホワイトニング前に、自身の歯の状態を把握してから施術をすることをおすすめします。象牙質が露出していたり、亀裂や摩擦でエナメル質が削れている部分がある箇所は、保護剤をつけてホワイトニングしましょう。

虫歯がある場合、歯科医師と相談して、虫歯の治療を優先するか、虫歯部分を保護してホワイトニングするかを判断してもらいましょう。

ホワイトニング前に色調を確認してもらう

ホワイトニング前に、色調の変化を確認できるように歯の状態をチェックします。色ムラがでやすい箇所、白くなりにくい箇所など事前にわかることもあります。

事前に歯の状態を確認しておくことで、「思ってたより白くならなかった」と期待していた効果とかけ離れてガッカリすることも少なくなるでしょう。

ホワイトニング後は着色の強いもの・タバコを避ける

ホワイトニング後は前述でも説明しましたが「ペリクル」といわれるタンパク質の薄い膜が剥がれることで一時的に着色がつきやすくなっています。

ホワイトニング後24時間は着色しやすい飲食物を避けるようにしましょう。

また、タバコも着色の原因となるので2〜3時間は控えるようにしましょう。

着色しやすい食べ物の例
・調味料(ソース、ケチャップ、醤油)
・お茶全般(緑茶、ウーロン茶、紅茶)
・コーヒー、ワイン
・ベリー系(ブルーベリー、ザクロ、さくらんぼ)
・チョコ、カレー

ホワイトニング後に、どうしても食べたい…会食があり避けられない…そんなケースもあると思います。

①ストローを使用する

②すぐうがい、歯磨きをする

③外出時は歯磨きシートなどで代用する

上記のように賢く着色を防ぎながらホワイトニングを継続しましょう。

ホワイトニング中にしみる、歯茎の痛みがあったらすぐ伝える

ホワイトニング中に、薬剤が歯茎に付着すると火傷のような痛みや白くただれることがあります。そのため、歯茎を保護する保護剤を使用してからホワイトニング薬剤を塗布するのが一般的です。万が一歯茎に薬剤が付着したときでもすぐ拭き取れば痛みや白くただれることは回避できます。

唾液の量が多くて薬剤と唾液が混ざり歯茎に流れてしまう方は、ロールコットンを口内に設置して唾液を吸着する工夫をしましょう。

痛みが出た際は、口をマウスオープナーで大きく開いているため会話が十分にできませんので、あらかじめ手を挙げるなどの報告手段を決めておくと良いかもしれません。

 

ホワイトニングを避けた方が良い方

ホワイトニング避けた方が良い方

永久歯が生え揃っていない未成年

乳歯や生え始めたばかりの永久歯は、歯にダメージが大きいためホワイトニングできません。永久歯が完全に生えそろってからホワイトニングすることをおすすめしています。

嘔吐反射・呼吸器疾患のある方

ホワイトニングは長時間、口を大きく開ける必要があります。その際に、嘔吐反射や咳などでジェルが歯茎や唇についてしまう可能性があったり、LEDライトが満足に照射できない可能性があります。

嘔吐反射・呼吸器疾患のある方は歯科医師に相談してからホワイトニングできるか判断してもらいましょう。

顎関節症の方

マウスオープナーという器具を使用して口を大きく開けるため、顎関節症の方は症状をひどくしてしまう恐れがあります。

マウスオープナーには、低反発でサイズが小さいものなどもあります。顎関節症の方でも比較的ストレスにならない商品もあるので、そういったものを使用するもの良いかもしません。

 

ホワイトニングを行ってはいけない方

ホワイトニングしてはいけない方

妊娠中・授乳中の方

ホワイトニングにより問題が起こった事例はありません。

しかし妊娠中に胎児に与える影響と授乳中に母乳を介して乳児に与える影響についても明確ではないので安全のためにホワイトニングしないことをおすすめします。

ホワイトニングしたい方は産後で卒乳してからが良いでしょう。

無カタラーゼ症の方

無カタラーゼ症とは、体細胞に存在するカタラーゼ(過酸化水素を分解する酵素)が先天的に欠損している疾患のことをいいます。

歯科で行うオフィスホワイトニングには、「過酸化水素」という成分を使用し、エナメル質を化学反応により漂白します。

過酸化水素を分解できないと、万が一飲み込んだ時に、体内に成分が蓄積してしまい、重大な疾患を引き起こす可能性が高いため、無カタラーゼ症の方は原則ホワイトニングをすることができません。

知覚過敏が重症、虫歯が大きい方

知覚過敏は、象牙質が剥き出しにより神経が過敏になっている状態のことをいいます。

薬剤が象牙質にしみることで神経に反応して痛みを引き起こします。虫歯も同様でエナメル質が溶けた状態で象牙質が剥き出しとなることが薬剤がしみる原因となります。

ホワイトニングできる状態かどうかは歯科医師に確認しましょう。

光線アレルギーの人

歯科で行うオフィスホワイトニングは、薬剤を塗った後にLEDライトを照射します。そのため、光線アレルギーの方は施術することができません。

歯科で提供しているホームホワイトニングだと、マウスピースに薬剤を流し込むだけで光を使用しないので、ホワイトニングすることが可能です。

 

番外編 【実話】セルフダック店長のホワイトニング失敗談と後悔

店舗の内観

この記事を書いている久田は、ホワイトニングサロンのオーナー兼店長として日々励んでいます。

私は、社会人になって就職した時から、眠気覚ましにコーヒーを飲むようになりました。しかし、しばらくするとコーヒーが原因による歯の黄ばみがきになるようになりました。

気になった黄ばみは、自分のセルフホワイトニングサロンにてホワイトニングしました。当店のサロンは医療ホワイトニングジェルも取り扱っているので、医療ジェルを使用したセルフホワイトニングの施術を行いました。

医療ジェルということもあり、急に「ズキっと」痛む歯が出てきました。出てきた箇所は画像の赤で囲った部分です。

亀裂の事例

この写真を提携先の東京TMクリニックに診てもらった結果、「歯に亀裂がある」とのことでした。その結果、象牙質に薬剤が浸透して、しみたり痛みが出ていると回答をもらいました。

対策として、その歯にワセリンで保護してホワイトニングをした方が良いとアドバイスをいただいたのですが、毎回保護するのを忘れて施術中に痛みを感じてしまいます。

保護すると何のストレスもなくホワイトニングすることができました。

この時、施術前にスタッフから声かけてもらえたら助かる..!と感じましたので、当店のスタッフはお客様の歯の状態をしっかりとカルテに確認して、寄り添った接客対応を徹底するようにしています。私も定期的に当店のサービスを利用して、より良いサービスを提供できるように日々精進しております。

 

まとめ

歯を美しく白くできるホワイトニングですが、期待していた効果が出なかった、やって失敗、後悔した事例もたくさんあります。

しかし、事前にホワイトニングの失敗例から気をつけるべきことを把握しておくと回避できる問題も多いです。あらかじめ、知識を入れてからホワイトニングすることをおすすめします。

ホワイトニングで悩んでいる方は、福島県いわき市平にあるホワイトニングサロンSELFDUCKに一度ご相談ください。

セルフダックのホワイトニングは?

いわき市のホワイトニングサロン

セルフダックでは、歯科提携のセルフホワイトニングサロンです。スタッフ全員が歯科監修の研修を完了しているプロフェッショナル集団です。

初回来店時に丁寧なカウンセリングを行い、まずはお客様の口内の状況を細かくチェックしてから、お客様に合った施術を安全に行っていきます。

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